「中古住宅を買って、自分好みにリノベーションしたい!」

最近、豊橋や豊川でもこうしたご相談が増えています。新築よりも予算を抑えつつ、立地の良い場所を選べるのが中古リノベの最大の魅力です。

しかし、いざ物件を見に行くと、「どこまで直せばいいのか?」「いくらかかるのか?」という疑問にぶつかります。

今回は、最も需要の多い「水回り4点交換」と、家を丸ごと生まれ変わらせる「フルリノベーション」の費用相場と、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。

1. 水回り4点交換(部分リノベ)

キッチン、お風呂(ユニットバス)、トイレ、洗面化粧台の4つをまとめて新品にするプランです。

「見た目の古さ」や「使い勝手の悪さ」を解消する、最もコストパフォーマンスの高いリフォームと言えます。

費用相場:150万円~250万円

製品のグレードにもよりますが、一般的なファミリー向けの設備であれば、工事費込みで200万円前後が目安です。

メリット

  • 住みながら工事できる:工期が1週間~2週間と短いため、仮住まいを用意する必要がありません。
  • セット割が効く:設備メーカーやリフォーム会社によっては「4点パック」として割引価格で提供していることがあります。

デメリット

あくまで「設備の交換」なので、床下の配管が古いままだと、数年後に水漏れリスクが残ります。また、キッチンの場所を移動するような大幅なレイアウト変更はできません。

2. フルリノベーション(スケルトン)

家の内部を一度すべて解体し、柱や梁(はり)だけの状態(スケルトン)にしてから、間取りや内装をゼロから作り直すプランです。

「築年数は古いが、骨組みはしっかりしている家」を再生させる場合に選ばれます。

費用相場:800万円~1,500万円

広さや仕様によりますが、坪単価で「40万円~60万円」程度が目安です。
30坪(約100㎡)の家なら、1,200万円前後の予算を見ておく必要があります。

メリット

  • 新築同様の性能に:壁や床を剥がすので、最新の断熱材を入れたり、耐震補強金具を追加したりできます。「夏涼しく冬暖かい家」に生まれ変わります。
  • 自由な間取り:壁を取り払って広いLDKを作ったり、水回りの位置を動かしたりと、ライフスタイルに合わせた設計が可能です。

デメリット

工期が3ヶ月~半年と長く、その間の仮住まい費用や引越し費用がかかります。
また、解体してみて初めて「柱がシロアリに食われていた」などが発覚し、追加の補修費用が発生するリスクもあります。

3. 表層リフォーム(ライトプラン)

予算を抑えたい場合は、「見た目だけ」をきれいにする方法もあります。

  • 全室クロス張り替え:30万円~50万円
  • 床の重ね張り(フロアタイルなど):20万円~40万円
  • 畳の表替え:1枚あたり5,000円~1万円

これらを組み合わせれば、総額100万円以内で「パッと見は新築」のような空間を作ることも可能です。

「見えないお金」を忘れないで

リノベーションの予算を組む際、工事費以外にも以下の費用がかかることを覚えておいてください。

  • 解体・処分費:古いキッチンや廃材を捨てるための費用です。
  • 設計料・諸経費:全体の工事費の10%~15%程度が一般的です。
  • 予備費:特に古い家の場合、解体後に予期せぬ不具合が見つかることが多いため、予算の5%~10%は予備費として確保しておきましょう。

まとめ:何年住むかで判断する

「あと10年住めればいい」なら、水回りと表層リフォームで十分でしょう。
「これから30年、終の住処(ついのすみか)にする」なら、断熱・耐震を含めたフルリノベーションをお勧めします。

セントラルエステートでは、物件探しの段階から「この家ならリノベ費用はこれくらい」という概算見積もりをセットでご提示できます。

「安く買ったつもりが、リノベ代で予算オーバー」にならないよう、賢い資金計画をサポートいたします。


参照ソース・事実確認

本記事は以下の国土交通省の調査データおよび一般的なリフォーム市場価格に基づき作成されています。執筆時点(2026年2月)での情報です。

※費用は建物の状況や選ぶ設備のグレードによって大きく変動します。必ず現地調査の上で見積もりを取ってください。

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